1963年 エリザベス2世 片面試鋳貨8枚セット NGC MS61-64
エリザベス2世(1952~2022年)による1963年のパターン・デシマル通貨試作8枚セット。英国の十進法通貨導入に向けて製作された極めて希少な片面試作貨(ユニフェイス)セットで、オリジナルの専用ケース付きです。セット内容は、銀製20ペンス表面試作貨(MS62)、銀製20ペンス裏面試作貨(MS63)、銀製10ペンス裏面試作貨(MS61)、銀製5ペンス裏面試作貨(MS62)、青銅製2ペンス裏面試作貨(MS64BN)、青銅製1ペニー裏面試作貨(MS64BN)、青銅製ハーフペニー裏面試作貨(MS64BN)、アルミニウム製クォーターペニー裏面試作貨(MS64)の計8枚で構成されています。表面デザインはアーノルド・マシン(Arnold Machin)によるエリザベス2世の肖像、裏面デザインはクリストファー・アイアンサイド(Christopher Ironside)による初期の十進法貨幣案で、20ペンスには英国王室紋章、10ペンスには聖ジョージと竜、5ペンスには3つの王冠、2ペンスにはブリタニア、1ペニーには王冠とスコットランドの紋章、ハーフペニーにはドラゴン、クォーターペニーにはチューダー・ローズが描かれています。1961年に英国政府は十進法通貨導入を検討するDecimal Currency Boardを設置し、王立造幣局諮問委員会(Royal Mint Advisory Committee)とともに新通貨デザインを選定しました。マシンとアイアンサイドの案は1962~1966年にかけて試作・改良が重ねられ、本セットはその過程で製作された最初期の試作貨と考えられています。当初は20ペンスからクォーターペニーまで幅広い額面が検討されていましたが、その後デザインや額面構成は変更され、最終的な十進法通貨は1971年2月15日の「Decimal Day」に導入されました。本セットは実際に採用される貨幣デザインへ至る過程を示す極めて重要な試作品であり、オリジナルケース付きの完全セットはほとんど市場に現れない最高レベルの希少品です。
£27,100.00
有効: 在庫1個
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| Grading Company | |
| Metal |






































