【9割が知らない】資産って結局いくら必要?50代からの資産はこれで守れ

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こんにちは。アンティークコインのマーケットプレイス、ソブリンハブの江村です。

「老後2000万円問題」という言葉を聞いて、とにかく現金を増やそうとしていないでしょうか。

実は、イギリスの富裕層から見ると、その考え方こそが最も危険な状態です。

本当に重要なのは、「いくら持っているか」ではありません。大切なのは、「何で持っているか」です。

通帳の数字だけを増やしても、インフレや円安によって資産価値は静かに削られていきます。逆に、資産の中身を正しく分散できていれば、10年後の資産状況には大きな差が生まれます。

今回の記事では、イギリスの富裕層が実際に取り入れている資産防衛の考え方と、具体的な資産配分ルールについて詳しく解説します。

実物資産をどれくらい持つべきなのか。アンティークコイン・モダンコイン・地金型コインをどう使い分けるのか。

資産を守るための現実的な考え方を整理していきます。

この記事でわかること

なぜ「現金2000万円」だけでは資産が守れないのか

「老後には2000万円必要」といった話を、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際、老後資金としてまとまったお金を準備すること自体は非常に重要です。

ただ、ここで多くの方が見落としてしまうのが、「2000万円をどう持つか」という視点になります。

イギリスの富裕層が警戒しているのは、「2000万円ない状態」ではありません。

むしろ危険視しているのは、「2000万円を現金だけで持ち続ける状態」です。

なぜなら、現金というのはインフレに非常に弱い資産だからです。

通帳の数字は変わっていなくても、そのお金で買えるものは年々減っていきます。

つまり、数字は維持されていても、資産価値そのものは静かに目減りしているということです。

資産防衛で本当に重要なのは、「いくら持っているか」ではなく、「その資産が将来どれだけ価値を維持できるか」にあります。

インフレが静かに資産を溶かしていく現実

例えば、100万円を銀行に預けたとします。

通帳には100万円と表示されたままなので、多くの方は「資産は減っていない」と感じるかもしれません。

しかし、もし物価が毎年3%ずつ上昇していけば、同じ商品を購入するために必要なお金は毎年増えていきます。

これが10年間続くと、100万円の実質的な価値は約74万円程度まで下がる計算になります。

つまり、何もしていないにもかかわらず、約26万円分の価値が失われている状態です。

これを2000万円に置き換えると、10年後には実質価値が約1480万円程度まで低下する計算になります。

数字上は2000万円のままでも、実際に使える価値は500万円以上減っているということです。

現在の日本でも、食品や光熱費、ガソリン代、外食費など、生活に直結するさまざまなものの価格が上昇しています。

インフレは、ニュースの中だけの話ではなく、すでに日常生活の中で進行しています。

円安という「バケツの穴」の正体

さらに今の日本では、インフレに加えて円安も大きな問題になっています。

日本はエネルギーや食料など、多くを海外からの輸入に依存しています。

そのため、円安が進むと輸入コストが上昇し、それが国内の物価上昇へ直結します。

つまり、現金だけを持ち続けるということは、インフレによって資産価値が下がるだけでなく、円安によってお金の購買力まで低下していく、2つの影響を同時に受け続ける状態とも言えます。

これは、穴の開いたバケツに水を入れ続けているようなものです。

どれだけ一生懸命お金を貯めても、気づかないうちに資産価値が少しずつ目減りしていく状態と言えます。

だからこそ、「とりあえず現金で持っておけば安心」という時代ではなくなりつつあります。

「いくら貯めるか」より「何で持つか」が重要

イギリスの富裕層が重視しているのは、「いくら資産を持っているか」ではありません。

本当に重視しているのは、「その資産を何で持っているか」です。

現金だけではインフレに弱く、株だけでは暴落リスクがあります。

だからこそ、性質の異なる資産を組み合わせながら保有していきます。

その中で重要視されているのが、金やアンティークコインといった「実物資産」です。

実物資産は、通貨価値が下落した場合でも価値がゼロになりにくく、長期的な資産防衛との相性が非常に良い特徴があります。

実際にイギリスの富裕層は、「資産を増やす」という視点だけでなく、「価値を守る」という視点で実物資産を取り入れています。

資産防衛とは、単純に通帳の数字を増やすことではありません。

10年後、20年後も価値を維持しやすい形で資産を保有することが、本当の意味での資産防衛につながります。


関連記事:アンティークコイン投資は危険?そのまま現金持っている方が危険です!

ペーパー資産と実物資産の違いを理解する

資産防衛を考えるうえで、まず理解しておきたいのが「ペーパー資産」と「実物資産」の違いです。

この2つは同じ“資産”という言葉でまとめられることが多いものの、実際には価値の成り立ちがまったく異なります。

項目 ペーパー資産 実物資産
代表例 現金・株・債券 金・アンティークコイン
価値の源泉 国や企業への信用 モノそのものの価値
インフレ耐性 比較的弱い 比較的強い
信用崩壊時 価値が大きく下落する可能性 価値が残りやすい
特徴 流動性・利便性が高い 長期保有向き

この違いを理解しないまま運用を始めてしまうと、気づかないうちにリスクが偏ってしまうケースも少なくありません。

誰かの信用に依存するペーパー資産のリスク

現金・株・債券などは、「ペーパー資産」と呼ばれるものです。

これらの資産は、すべて“信用”によって価値が成り立っています。

例えば、日本円に価値があるのは、日本政府や日本銀行への信用があるからです。

1万円札そのものに大きな価値があるわけではなく、「この紙には価値がある」と社会全体が信用していることで成り立っています。

株式も同じです。

企業が将来利益を出し続けるという期待や信用があるからこそ、株価が形成されています。

逆に言えば、その信用が崩れた瞬間に価値が大きく下落する可能性があります。

実際、世界では通貨価値が急激に崩壊した事例も存在します。

例えば、ジンバブエやベネズエラでは、ハイパーインフレの発生によって通貨価値が大きく下落し、紙幣としての価値がほとんど失われた事例もあります。

昨日まで普通に使えていたお金が、短期間でほとんど価値を持たなくなる。

これは決して映画の中だけの話ではありません。

もちろん、日本で同じことが起きるとは限りません。

ただ、「紙のお金は絶対安全」と言い切れない時代に入っていることは意識しておく必要があります。

だからこそ、イギリスの富裕層は“信用だけに依存した資産”へ偏りすぎることを避けています。

数千年の歴史が証明する実物資産の価値

一方で、金やアンティークコインは「実物資産」に分類されます。

実物資産の最大の特徴は、「誰かの信用に依存していない」という点です。

金は、世界中で数千年にわたって価値が認められてきました。

国が変わっても、通貨制度が変わっても、「金そのもの」に価値があるという事実は変わっていません。

アンティークコインも同様です。

特に歴史あるアンティークコインには、

  • 歴史的背景
  • 発行枚数の少なさ
  • 美術的価値
  • コレクター需要

など、複数の価値が重なっています。

例えば、ビクトリア女王時代の金貨は100年以上前から市場で取引され続けています。

これは単なる“昔のお金”ではなく、長い年月をかけて価値が証明され続けてきた資産です。

企業が倒産しても、経済危機が起きても、そのコイン自体の希少性や歴史が消えるわけではありません。

だからこそ、アンティークコインは長期的な資産防衛と相性が良い実物資産として扱われています。

絶対に価値がゼロにならない「最後の砦」

イギリスの富裕層が実物資産を重視する最大の理由は、「価値がゼロになりにくい」という安心感にあります。

実物資産は、経済危機や金融不安が発生した際の“保険”として機能します。

もちろん、価格変動がまったくないわけではありません。

相場によって価格が上下することはあります。

しかし、株式のように企業そのものが倒産して価値が消滅したり、通貨のように急激な信用不安で紙切れ同然になったりするリスクとは性質が異なります。

特にアンティークコインは、「もう二度と新しく作られない」という絶対的な希少性があります。

そのため、世界中にコレクター需要が存在する限り、価値の土台が完全に消える可能性は極めて低いという特徴があります。

イギリスの富裕層がアンティークコインや金を“最後の砦”として保有しているのは、単なる投資目的だけではありません。

「何が起きても価値が残る資産を持っておく」

この考え方そのものが、長期的な資産防衛につながっています。


関連記事:「新NISAだけで老後は安心」が危ない理由|暴落×インフレの二重リスクを逃れる資産防衛の正解

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イギリス富裕層流・資産配分の黄金比率

イギリスの富裕層は、感覚だけで資産運用を行っているわけではありません。

「なんとなく不安だから金を買う」「流行っているからコインを持つ」という考え方ではなく、非常に明確な“資産配分のルール”を持っています。

実際、長期的に資産を守り続けている人ほど、「何を買うか」よりも「どれくらいの比率で持つか」を重視しています。

資産区分 配分目安 主な役割
ペーパー資産 60% 流動性・成長性
実物資産 最大40% インフレ対策・資産防衛

どれだけ優秀な資産でも、偏りすぎればリスクになります。

だからこそ、イギリスの富裕層は“バランス”を非常に重要視しています。

最大40%を実物資産に割り当てるルール

イギリスの富裕層が意識している代表的な考え方が、「実物資産は最大40%まで」というルールです。

ここで重要なのは、「実物資産を多く持てば持つほど良い」という話ではない点です。

実物資産には、インフレに強く、長期的に価値が残りやすいほか、通貨価値が下落した場面でも資産価値を維持しやすいといった大きなメリットがあります。

一方で、売却までに時間がかかるケースがあったり、短期的に価格が変動したりすることもあります。また、状況によっては現金化しづらい場面がある点も理解しておく必要があります。

だからこそ、全資産を実物資産へ集中させるのではなく、「最大40%まで」に抑える考え方が重要になります。

実際にイギリス現地でヒアリングを行うと、多くの富裕層がアンティークコイン・モダンコイン・金などを保有している一方で、40%を大きく超えない範囲で管理している傾向が見られました。

これは、“守り”を意識しながらも、“流動性”を失わないためのバランスでもあります。

ペーパー資産60%とのバランス感覚

残りの60%は、現金・株式・債券などのペーパー資産で保有します。

ここで大切なのは、「どちらか一方に偏りすぎないこと」です。

例えば、実物資産だけに偏ると、急にまとまった現金が必要になった際に対応しづらくなるケースがあります。

逆に、現金や株だけに資産が偏ってしまうと、インフレや円安、市場暴落といった影響を受けやすくなります。

だからこそ、イギリスの富裕層は、実物資産とペーパー資産の両方を組み合わせながら保有しています。そうすることで、流動性・安定性・成長性をバランス良く確保しやすくなります。

イギリスの富裕層は、「どちらが正しいか」で考えているわけではありません。

それぞれの資産の“役割”を分けながら保有しています。

この考え方こそが、世代を超えて資産を守り続けてきた大きな理由のひとつです。

実物資産内でも分散を徹底する

さらに重要なのが、「実物資産の中でも分散する」という考え方です。

初心者の方ほど、「SNSで話題になっているコインに全部入れる」という失敗をしがちです。

しかし、実物資産の世界でも、それぞれ役割がまったく異なります。

例えば、アンティークコイン・モダンコイン・地金型コインでは、それぞれ値動きの特徴や保有する目的が大きく異なります。

アンティークコインは“守り”に強い。

モダンコインは“攻め”に向いている。

地金型コインは“流動性”に優れている。

このように、実物資産の中でも役割を分けながら保有することで、リスクを分散できます。

イギリスの富裕層は、「実物資産を持つこと」だけを重視しているわけではありません。

「どの役割の資産を、どれくらい持つか」

ここまで細かく役割を分けながらポートフォリオを組み立てています。


関連記事:なぜ富裕層は現金を持たないのか?資産を守るアンティークコイン投資の仕組み

実物資産を最大化する「5・3・2の法則」

イギリスの富裕層が実物資産を保有する際、非常に重要視しているのが「5・3・2の法則」です。

これは単純に、「実物資産を持てば良い」という考え方ではありません。

実物資産の中でも、「守り」「攻め」「流動性」という3つの役割を明確に分けながら保有する考え方になります。

資産タイプ 配分 役割 特徴
アンティークコイン 50% 守り 長期保有向き・希少性
モダンコイン 30% 攻め 大きな値上がり期待
地金型コイン 20% 流動性 換金しやすい

このように役割を分けながら保有することで、どの相場環境でも対応しやすい実物資産ポートフォリオを作ることができます。

守りの要「アンティークコイン」で土台を固める(50%)

実物資産枠のうち、50%を割り当てるのがアンティークコインです。

ここは“守り”の役割になります。

アンティークコインの最大の強みは、

  • 発行枚数が増えない
  • 長い歴史で価値が証明されている
  • 世界中にコレクター需要が存在する

という点です。

特にビクトリア女王時代のソブリン金貨は、100年以上にわたり市場で取引され続けています。

これは単なる投資商品ではなく、歴史的価値そのものが評価され続けている資産です。

さらにイギリスだけではなく、ギリシャやキプロスなどでは、結婚祝いとしてソブリン金貨を贈る文化も根付いています。

つまり、単なる投資マネーだけではなく、“文化的需要”によって支えられている市場でもあります。

このような背景があるため、アンティークコインは急激な暴落が起こりにくい特徴があります。

実際、リーマンショックのような金融危機時でも、株式市場ほど大きく崩れる動きは見られませんでした。

アンティークコインは、「短期間で大きく儲ける資産」というよりも、「長期的に価値を守る資産」として機能しています。

だからこそ、イギリスの富裕層はポートフォリオの土台としてアンティークコインを重視しています。

爆発力を狙う「モダンコイン」の活用法(30%)

実物資産枠の30%を担うのがモダンコインです。

こちらは“攻め”の役割になります。

モダンコインの魅力は、短期間で大きく価格が上昇する可能性を持っている点です。

特に、限定発行のコインや人気シリーズ、高鑑定品、話題性の高いテーマを持つコインなどは、コレクター需要が一気に集中することで、価格が大きく跳ね上がるケースがあります。

実際に、「ウナとライオン」シリーズやダイアナ記念コインなどは、販売当初から価格が大きく上昇した代表的な例として知られています。

中には、販売価格から数倍〜10倍近い価格になったコインも存在します。

ただし、モダンコインは“攻め”の資産です。

人気が集中すれば大きく上昇する一方で、需要が落ち着けば価格変動も大きくなります。

そのため、アンティークコインのような「安定性」ではなく、「リターンを狙う枠」として考える必要があります。

実際、イギリスの富裕層もモダンコインへ全額を投入するような持ち方はしていません。

守りのアンティークコインを土台にしたうえで、成長枠としてモダンコインを組み込んでいます。

万が一に備える「地金型コイン」の流動性(20%)

残り20%を担うのが、地金型コインです。

ここは「流動性」の役割になります。

代表的なのは、

  • ブリタニア金貨
  • メイプルリーフ金貨
  • クルーガーランド金貨

などです。

地金型コインは、基本的に金価格へ連動して価格が決まります。

そのため、価格が分かりやすく、世界中で換金しやすいという特徴があります。また、比較的スピーディーに売却しやすい点も、地金型コインの大きな強みです。

アンティークコインの場合、売却時にはオークションやディーラーとの調整が必要になるケースもあり、現金化まで時間がかかることがあります。

一方で、地金型コインは比較的スムーズに換金しやすく、急な資金需要にも対応しやすい特徴があります。

これは非常に重要なポイントです。

例えば、急な出費が発生した際、アンティークコインを焦って売却してしまうと、本来の価値で売れなくなる可能性があります。

しかし、地金型コインを別枠で持っていれば、流動性を確保しながらアンティークコインを長期保有しやすくなります。

つまり、

  • アンティークコイン=守り
  • モダンコイン=攻め
  • 地金型コイン=流動性

という役割分担をすることで、どの相場環境でも対応しやすい実物資産ポートフォリオを作ることができます。

これが、イギリス富裕層が実践している「5・3・2の法則」の考え方です。


関連記事:アンティークコイン投資完全ガイド:初心者が失敗しない始め方と成功への9つのステップ

10年後の資産は「どう持つか」で大きく変わる

資産防衛で本当に重要なのは、「いくら持っているか」ではなく、「何で持っているか」です。

現金だけを持ち続けていると、インフレや円安によって資産価値は少しずつ削られていきます。通帳の数字は変わっていなくても、実際に買えるものは確実に減っていきます。

だからこそ、まずは生活防衛資金を確保したうえで、余剰資金の一部を実物資産へ分散していくことが重要になります。

さらに実物資産も、アンティークコインは“守り”、モダンコインは“攻め”、地金型コインは“流動性”というように、それぞれ役割を分けながら保有することで、バランスの取れた資産形成がしやすくなります。

特別な才能や、難しい投資理論が必要なわけではありません。

大切なのは、「正しい順番で」「正しい配分」を理解することです。

実際、イギリスの富裕層も、一部の特別な人だけが実践しているわけではなく、資産をどう分散し、どう守るかを徹底して管理しています。

10年後の資産状況は、「どれだけ貯めたか」だけでは決まりません。

どんな形で資産を持っていたのか。どんなバランスで守っていたのか。その違いが、将来の資産価値に大きな差を生み出していきます。


関連記事:インフレヘッジとしてのアンティークコイン|金・不動産との比較で見える本当の価値

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