
こんにちは。アンティークコインのマーケットプレイス、ソブリンハブの江村です。
アンティークコインに興味はあるけれど、「結局どれを買えばいいの?」で止まってしまう方は多いです。最初の1枚は、コインそのものの良し悪しだけでなく、買いやすさ・比べやすさ・売りやすさまで含めて選ぶのが失敗しにくい考え方です。
大事なお知らせ:本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資助言ではありません。価格や相場、税制、流通状況は変わるため、購入時点での情報確認とご自身の判断が前提になります。
結論:最初の1枚は「鑑定済みソブリン金貨」が無難

いきなり結論から言うと、完全初心者の「最初の1枚」は、鑑定済み(スラブ入り)のソブリン金貨を軸に考えるのが無難です。理由はシンプルで、情報が多く、取引の実例も多く、初心者でも比較しやすいからです。
- 見比べやすい:同じ銘柄・同じグレードで、相場の目安を掴みやすい
- 売りやすい傾向:「知られている定番」ほど出口(手放す選択肢)が作りやすい
- 学びが次に繋がる:ラベルの読み方、状態の見方、手数料感覚が身につく
注意:「ソブリンなら何でもOK」という意味ではありません。大事なのは鑑定済みであること、そして「買う条件」を決めてから探すことです。
初心者が決めるべき“条件”の例
- まずは鑑定済み(スラブ入り)を優先する
- グレードは背伸びしすぎず、自分が納得できる見た目を重視する
- 予算は「買った後に生活が苦しくならない」範囲に収める
関連記事:初めて買うべきコインはこれ!ソブリン金貨が“最初の一枚”として最強な理由【完全保存版】
アンティークコインの「最初の1枚」で失敗が減る理由

アンティークコインは、株や投信と違って「同じ銘柄でも個体差が大きい」世界です。だからこそ最初の1枚は、難しい判断を減らせる選択に寄せると、失敗が減ります。
初心者がつまずきやすいポイント
- 相場が見えにくい:状態・付加価値で価格が変わる
- 手数料が効く:購入手数料・送料・為替などで「思ったより高い」になりがち
- 出口の想像が難しい:売却ルートを考えずに買うと不安が残る
逆に言うと、最初の1枚を「情報が多い定番」にしておくと、2枚目以降でクラウン銀貨や5ポンド金貨のような趣味性の高い世界に進むときも、判断の軸がブレにくくなります。
関連記事:初心者でも5分で理解できる!アンティークコイン投資完全ガイド【最新相場・選び方・失敗しない鉄則】
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初心者の選び方:まず確認したい5つのポイント

最初の1枚は、センスよりもチェック項目が大事です。以下の5つを順番に確認するだけで、「勢い買い」や「よく分からない高額品」を避けやすくなります。
| ポイント | 初心者のチェック | よくある失敗 |
|---|---|---|
| ①目的 | 収集寄りか、資産分散寄りか | 目的が曖昧で“その場の気分”で決める |
| ②予算 | 無理のない上限を先に決める | 「これ逃すと損」で予算オーバー |
| ③流動性 | 定番銘柄・人気年号を優先 | レアすぎて売り先が狭い |
| ④状態(グレード) | 鑑定済み・状態の説明が明確 | 写真が弱い/説明が曖昧 |
| ⑤価格 | 手数料込みの総額で比較 | 本体価格だけ見て判断する |
迷ったときの“優先順位”
- 鑑定済み(安心材料が多い)
- 定番銘柄(比較材料が多い)
- 無理しない予算(継続できる)
関連記事:〖初心者必見〗アンティークコイン投資で失敗しないための7つの鉄則(最新版)
鑑定・グレードの基本:NGC/PCGSを味方にする

初心者が「安心して最初の1枚」を選ぶなら、鑑定(スラブ)とグレードの基礎は押さえておくと楽になります。完璧に覚える必要はありません。まずはMSとPF(PR)、そして数字が大きいほど状態が良い傾向くらいでOKです。
よく出る用語(ざっくり)
- MS(Mint State)
- 未使用(流通による摩耗が基本的にない)扱いのグレード表記です。
- PF / PR(Proof)
- プルーフ(鏡面仕上げなど、通常品とは製法が異なる)コインの表記で見かけます。
- スラブ
- 鑑定会社のケースに封入された状態。ラベルに銘柄・年号・グレードなどが書かれています。
初心者が“見る順番”
- ラベル:年号/銘柄/グレード(まずここ)
- 写真:表面の傷・打痕、艶、全体の印象
- 販売条件:説明の明確さ
補足:同じグレード表記でも、見た目の好みや個体差はあります。最初は「ラベルで絞る → 写真で納得する」の順にすると迷いが減ります。
関連記事:アンティークコイン投資のリスク完全ガイド|流動性・偽物・盗難など5つの注意点
どこで買う?安全な購入ルートと費用の見落とし
初心者が最初に意識したいのは、「安いところ」よりも安心して買える仕組みです。特に最初の1枚は、購入後にモヤモヤが残らないルートを選ぶのが結果的に得です。
代表的な購入ルート
- 国内の専門店:相談しやすい/説明が丁寧なことが多い
- 海外の専門店:選択肢が多い/為替や送料、条件の確認が重要。ソブリンハブの様な日本人が海外で経営するサイトならなお安心
- オークション:魅力的だが、手数料・下見・慣れが必要
「本体価格」だけで判断しない
- 購入手数料(オークションの場合は特に)
- 送料・保険
- 為替のブレ
注意:慣れないうちは「手数料込み総額」を見ずに買うのは避けてください。最初の1枚ほど、ここで失敗しやすいです。
関連記事:アンティークコインを最安で買う交渉術|14年の経験者が明かす成功のコツ
やってはいけないこと:偽物・清掃・保管の落とし穴

初心者がまず避けたいのは、次の3つです。これだけでも「取り返しがつきにくい失敗」をかなり減らせます。
- ①磨く(自己流クリーニング)
- ②焦って買う(比較せずに即決)
- ③雑に触る/雑に保管する(傷・湿気)
偽物リスクを下げる基本
- できるだけ鑑定済みから始める
- 写真と説明が弱い出品は避ける
- 「相場より極端に安い」を疑う(理由が説明されていない場合)
保管のコツ(難しく考えなくてOK)
- 必ず金庫に保管
- 湿気の少ない場所で保管する
- 買った日・価格・販売者・鑑定番号などをメモする
関連記事:〖絶対NG〗アンティークコインに絶対やってはいけないこととは?
予算別モデル:20万/50万/100万円で何を選ぶ?

最初の1枚は、「高いほど正解」という話ではありません。大事なのは、納得できる条件で買うことです。ここではイメージを掴むために、予算別の“考え方”を整理します。
| 予算感 | 狙い方(初心者向け) | 注意点 |
|---|---|---|
| 20万円前後 | 鑑定済みの定番で、まず1枚買って「見方」を覚える | 状態に過度な期待をしない(納得できる個体を探す) |
| 50万円前後 | 同じ銘柄で状態を上げる(満足感が上がりやすい) | 「グレード数字だけ」で決めない(写真で確認) |
| 100万円前後 | 1枚に全振りせず、将来的に2枚目も見据える | 無理して買うと、保管・売却判断が雑になりやすい |
「ギリック」「ビクトリア」など“人気のあるデザイン”で迷いが減ることも

同じソブリンでも、デザインや時代で好みが分かれます。人気のあるシリーズは情報が集まりやすく、比較もしやすいので、初心者には助けになります。
関連記事:今が狙い目!ギリックソブリン金貨(ヤングヤング)の投資価値とは:初心者が知るべき3つの理由
2枚目以降の広げ方:クラウン銀貨・5ポンド金貨という選択
最初の1枚で「鑑定」「状態」「手数料込み価格」の感覚が掴めたら、2枚目以降で選択肢が広がります。そこで出てくる代表格が、クラウン銀貨や5ポンド金貨です。
クラウン銀貨(大型銀貨)の魅力
- サイズが大きく、見た目の満足度が高い
- デザイン性が高いシリーズがあり、収集性が強い
5ポンド金貨の魅力
- 存在感が強く、記念性・収集性の高い個体が多い
- 同じ英国コインでも、ソブリンとは“性格が違う”
ポイント:2枚目以降は「趣味性」を取りにいくのはアリです。ただし、最初から難しい銘柄に飛ぶより、1枚目で基礎を作ってからの方が安心して楽しめます。
関連記事:〖今さら聞けない〗ゴシッククラウン銀貨の全種類を徹底解説!
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まとめ:チェックリストと次の一歩
最初の1枚は、センスではなく「手順」で決められます。最後に、今日から使えるチェックリストを置いておきます。
最初の1枚チェックリスト(これだけでOK)
- 目的(収集/資産分散)を一言で言える
- 予算上限が決まっている(背伸びしない)
- 鑑定済み(スラブ)を優先する
- 手数料込みの総額で比較する
- 説明の明確さを確認する
- 磨かない・焦らない・雑に触らない
よくある質問(FAQ)
- Q. 最初は金貨と銀貨、どちらがいいですか?
- A. 初心者は「比較しやすい定番」からがおすすめです。金貨・銀貨の優劣というより、情報量と売りやすさ、鑑定の有無で判断すると迷いが減ります。
- Q. 鑑定なし(裸コイン)から始めてもいいですか?
- A. 可能ですが、初心者は難易度が上がります。最初は鑑定済みで「基準」を作り、その後に裸コインへ広げる方が安全です。
- Q. 価格が安い出品はお得ですか?
- A. 理由が明確でない「極端な安さ」は注意が必要です。写真・説明・手数料込み総額まで含めて判断してください。
用語集(超入門)
- 鑑定(グレーディング)
- 第三者機関が真贋や状態を評価し、ケース(スラブ)に封入することがあります。
- グレード
- コインの状態評価。数字や表記(MS/PFなど)で示されることがあります。
- スラブ
- 鑑定機関のケース。ラベルに情報が記載されます。
- 流動性
- 売りたいときに売りやすいかどうか。定番銘柄ほど比較的作りやすい傾向があります。












