こんにちは。ソブリンハブの江村です。
「金買取イベントって、実際にどんな流れで査定されるの?」
「プルーフ/カメオって何が違うの?“傷”でどれくらい価値が変わる?」
「本物かどうか、現場では何を見て判断しているの?」
「なぜ最終的に第三者鑑定(スラブ)が必要なの?」
今回は、イギリスのコインショップ 「カメオコインズ」 で開催された 金買取イベントに、1日密着取材した内容を記事化します。
イベント中、来店者の方が「母の家で見つけた」と持ち込んだのは、なんと 1957年プルーフギリックソブリン金貨。 さらに、R7(極少数の希少タイプ)の可能性まで浮上する展開に――。
本記事では、動画の見どころを整理しつつ、プルーフ/カメオの基礎、 傷とグレードが価格に与える影響、 偽物を疑うポイント、 そして 第三者鑑定(スラブ)の必要性 を、分かりやすく解説します。
目次
金買取イベントとは?現場の流れと「コインショップ」の役割
関連記事:金貨は今が買い時?現物資産としての魅力と分散投資のすすめ

金買取イベントは、来店者が持ち込んだ金製品(ジュエリー、インゴット、コインなど)を、その場で査定し、買取するイベントです。
ポイントは、「金=全部同じ」ではないこと。
同じ“金”でも、
・素材としての金(スクラップ金)
・収集・投資対象としての金貨(コレクション性)
で、価値の決まり方が大きく変わります。
現場では主にここを切り分けます
- 地金価値(素材の金):重量 × 品位 × 当日の相場
- コレクション価値:年号・タイプ・希少性・状態(グレード)・真贋
カメオコインズに1日密着:査定で見ているポイント
関連記事:〖初心者必見〗アンティークコイン投資で失敗しないための7つの鉄則(最新版)

動画では、イギリスのコインショップ「カメオコインズ」の金買取イベントに密着し、 来店者の持ち込み品がどのように見られているのかが、現場のテンポ感そのままに分かります。
査定で見ている「プロのチェック項目」
一般的に、コインショップ側は次のような観点で“短時間で”判断します。
- まず本物か(真贋):怪しい要素がないか、整合性があるか
- 次にタイプ:通常貨か、プルーフか、特別仕様か
- そして状態:傷・ヘアライン・打痕・摩耗・変色
- 最後に出口:売り先(需要)と適正価格が見えるか
この「真贋 → タイプ → 状態 → 出口」の順番は、実務としてとても合理的です。 なぜなら、真贋が崩れた時点で“価値の前提”がなくなるからです。
事件発生:「母の家で見つけた」1957年プルーフギリックソブリン金貨
関連記事:今が狙い目!ギリックソブリン金貨(ヤングヤング)の投資価値とは:初心者が知るべき3つの理由

イベント中、来店者の方が持ち込んだのは「母の家で見つけた」という一枚。 ここで登場するのが、1957年プルーフギリックソブリン金貨です。
さらに、分類として R7(極少数の希少タイプ) の可能性が浮上します。 この時点で、現場の空気が一段変わる――“密着”動画ならではの見どころです。
ここが重要ポイント
「希少かもしれない」段階で、即断しないこと。
“可能性”を“確度”に変える工程が、ディーラーの仕事です。
販売中の
アンティークコイン一覧
いまソブリンハブでご案内出来るコインの在庫一覧です。
高鑑定品・限定枚数コインなど、投資・コレクション両面からご検討いただけます。
プルーフ/カメオとは何か:見分け方と魅力
関連記事:値上がりするアンティークコインの見分け方|希少性・グレード・人気の3要素を徹底解説

動画では、「プルーフ/カメオとは何か」が現場目線で解説されます。 ここでは、記事として補足しておきます。
プルーフ(Proof)とは
プルーフは、一般流通向けではなく、鑑賞・収集用途を想定して特別に製造されたコインです。 一般に、鏡面のようなフィールド(背景)と、くっきりしたデザインの立ち上がりが特徴になります。
カメオ(Cameo)とは
カメオは、ざっくり言えば 「デザイン部分がフロスト(艶消し)、背景がミラー(鏡面)」 になって、 強いコントラストが出ている状態を指します。
プルーフ/カメオを見分ける“実務的”なコツ
- 強い照明より、斜めの柔らかい光で“面”を見ます
- 鏡面は細い線(ヘアライン)が出やすいので、角度を変えて確認
- コントラストは写真で盛られることもあるため、肉眼の印象を優先
傷がグレードと価格に与える影響:判断のリアル
関連記事:〖絶対NG〗アンティークコインに絶対やってはいけないこととは?

動画の重要テーマのひとつが、「傷がグレードと価格にどう影響するか」です。
特にプルーフは、鏡面(フィールド)が美しさの核なので、微細な線でも目立ちます。 そのため、“一見小さな傷”が価値を大きく動かすことがあります。
「傷」の種類で、評価は変わる
- ヘアライン:拭き傷のような細い線。プルーフでは評価に直撃しやすい
- 打痕:点状の当たり。目立つ位置だと印象が悪くなる
- スレ:面が浅く擦れたような状態。光の反射で見え方が変わる
注意:やってはいけないこと
価値を守るために、磨く/拭く/薬品で洗うは基本的に避けてください。
一度でも表面を触ると、取り返しのつかないヘアラインが入ることがあります。
偽物を疑うポイント/本物と判断できる根拠
関連記事:アンティークコイン投資のリスク完全ガイド|流動性・偽物・盗難など5つの注意点

動画では、偽物を疑うポイントと、 本物と判断できる根拠が整理されます。 ここでは、一般的に“現場で使われる”考え方をまとめます。
偽物を疑う典型パターン(非破壊チェック)
- 重量・直径・厚みが規格と合わない(誤差が大きい)
- エッジ(ギザ・文字)の仕上げが甘い/不自然
- 文字の形・間隔、王冠や細部の彫りが“眠い”
- 鏡面の質感が不自然(テカり方が“金属っぽくない”)
- 出所の説明が曖昧、価格が相場感から逸脱している
本物と判断できる根拠
“本物っぽい”ではなく、複数の要素が整合しているかで判断します。
現場での判断は「総合点」
1つの要素だけで断定せず、規格・意匠・質感・経年の自然さが
きれいに噛み合っているかを見ます。
ただし、最終的な“白黒”をつけるには、第三者鑑定が最も確実です。
なぜ第三者鑑定(スラブ)が必要なのか?
関連記事:イギリスアンティークコイン投資が優れた投資である理由

動画の結論に近いメッセージが、「なぜ最終的に第三者鑑定(スラブ)が必要なのか」です。
第三者鑑定には、大きく3つの役割があります。
役割1:真贋の裏付け(市場での信頼)
売買で最も揉めやすいのは「本物かどうか」。鑑定機関の認証は、取引の前提を固めます。
役割2:グレードの共通言語化
“きれい”“まあまあ”では価格が決まりません。グレードがあることで、相場比較と説明が可能になります。
役割3:保護と流動性
スラブは保護ケースでもあります。コインが傷つきにくくなり、将来売却する際の流動性が上がります。
今後の展開:鑑定結果・販売情報の受け取り方
関連記事:〖安心の理由〗ソブリンハブが選ばれる3つの理由と今後の展望
この1957年プルーフギリックソブリン金貨は、最終的に第三者鑑定(スラブ)で確度を上げることが重要になります。
鑑定結果が出次第、販売情報も含めて 動画 および LINE登録者向けに先行案内される旨が案内されています。
情報を逃さない導線
- YouTubeで続報をチェック(鑑定結果・続編)
- LINEで先行案内(販売情報・限定情報)
まとめ:現場から学ぶ「コインの目」と次の一歩
関連記事:アンティークコイン投資とは:ポートフォリオの分散と安定性をもたらす資産戦略
今回の動画は、いわゆる“机上の知識”ではなく、現場の緊張感の中でコインが判断される瞬間が見られる内容です。
そして学びは明確で、次の3点に集約できます。
1. プルーフ/カメオは「美しさ」だけでなく「状態管理」が命
2. 傷は、グレードと価格を一気に動かす(特にプルーフ)
3. 真贋・価値の確度を上げる最後の一手は第三者鑑定(スラブ)
「家で見つけたコインが、もしかすると…」という状況は、実は誰にでも起こり得ます。 もし同じようなコインをお持ちで、判断に迷う場合は、触らず・磨かず・まず相談が鉄則です。
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また次回の記事でお会いしましょう!












