1902年 エドワード7世 5ポンド金貨 PCGS PR63 マットプルーフ

1902年エドワード7世5ポンド金貨は、戴冠式を記念して発行された特別仕様の大型金貨です。

この年に限り、英国王立造幣局は伝統的な鏡面仕上げではなく、マットプルーフ（艶消し）仕上げを採用しました。

マットプルーフは落ち着いた質感と繊細な彫刻表現を特徴とし、1902年のプルーフセットにのみ使用された極めて希少な形式です。

表面には彫刻家ジョージ・ウィリアム・デソウによるエドワード7世の右向き肖像が描かれています。

裏面にはベネデット・ピストルッチによる聖ジョージと龍の伝統的なデザインが刻まれています。

金の品位は91.67%（22金）、重量は約39.94g、直径は約36mmです。

本品はPCGSによりPR63 MATTEのグレードを取得しており、優れた保存状態と美しいマット仕上げの質感を備えています。

1902年マットプルーフ5ポンド金貨は、発行数が限られており、コレクターおよび投資家の双方から高い評価を受けています。

エドワード朝期を象徴する希少性と芸術性に富んだ大型金貨として、非常に価値ある一枚です。