1872年メルボルン ソブリン金貨 メダルアライン NGC AU55 (R3) Marsh 59-B

1872年メルボルン ソブリン金貨 メダルアライン NGC AU55 (R3) Marsh 59-B

「メダルアライン」とは？（Medallic Alignment）

コインの世界では、「表裏の向き（打刻方向）」の違いを示す用語として

• コインアラインメント（Coin Alignment）

• メダルアラインメント（Medallic Alignment）
  という2種類の方式があります。

したがって、通常の1872年のソブリン金貨（特にヴィクトリア女王ヤングヘッド期）はコインアラインメント（上下逆）が正しい向きです。

1872年のメルボルン造幣局の開場に際し、来賓として出席していた要人たちに、記念用のプレゼンテーション・コインがいくつか配布されました。
これらは「シールド・リバース（盾デザイン）」のソブリン金貨であり、同年の通常流通貨とは異なり、表裏の金型がメダル・アラインメント（メダル打ち）で打たれていました。