こんにちは、ソブリンハブの江村です。
「日本の経済状況はギリシャだ」という言葉を耳にする機会が増えています。
「でも、実際に何か行動を起こしている人はどれくらいいるのだろう…」
「このまま何もしなくて本当に大丈夫なのだろうか?」
そんな疑問をお持ちの方のために、この記事では 日本とギリシャの国民意識の決定的な違い について詳しくご紹介いたします。
実は、数字以上に深刻な問題が存在します。それは私たち日本国民の「意識」です。 この意識の差こそが、これからの日本の未来を左右する 重要な要素になると確信しています。
イギリスに14年間住み、ギリシャの現地でも取材を重ねた経験から感じたこと。
ぜひ最後まで読んで、今こそ必要な行動のヒントを見つけてください!
目次
1. 数字よりも深刻な「意識の差」

📊 日本の経済状況は本当にギリシャ以下なのか
「日本の経済状況はギリシャ以下だ」という言葉を最近よく耳にすると思います。 政府債務のGDP比率などの数字を見れば、確かに日本の経済状況はギリシャと似ているのは事実です。
しかし、 数字以上に深刻な問題が存在することをご存知でしょうか。 それは、私たち日本国民の「意識」です。
この意識の差における現実:
- 石破元首相が「日本経済はギリシャだ」と発言
- 多くの日本人は「やばいな、やばいな」と口では言う
- しかし実際に行動を起こした人はどれだけいるか
- おそらく、それほど多くはない
💨 ギリシャ人の驚くべき反応速度
一方、 ギリシャ人の危機に対する反応速度は驚くほど速い のです。
彼らは現金を持っていることに対する危機感が非常に強く、すぐに現物や他の資産に変える行動を取ります。 この行動力の差は、一体どこから来るのでしょうか。
ギリシャ人の特徴:
- 危機に対する反応速度が非常に速い
- 現金を持っていると危険だという意識が強い
- すぐに現物や他のものに変える行動を取る
- 親の世代から危機対応が教育されている
国民の意識という点において、 日本はギリシャどころか、ギリシャの足元にも及んでいない と言わざるを得ません。
2. デフレ世代が生んだ「貯金神話」

💰 私たちはどう育ってきたのか
なぜ私たちはすぐに行動できないのか。 なぜギリシャ人はすぐに行動に移せるのか。 この決定的な違いは意識の中にあります。
そして、 なぜこの意識が生まれてしまったのかと言うと、私たちがどうやって育ってきたかによる のです。
平和な日本で育った世代
私は現在38歳で、24歳のときにイギリスに渡りました。 戦後に生まれた私たちの世代は、確かに先人たちの苦労の上に平和な日本で育ちました。
私たちが育った環境:
- 経済は安定していた
- 日本円は信頼できる通貨として君臨
- デフレの時代を過ごしてきた
- 物価が上がらない、給料も上がらない
刷り込まれた「貯金神話」
デフレとは、物価が上がらない、給料も上がらないという状態です。 この環境下では、 お金を持っていれば安全 でした。
親の世代から「貯金しなさい」「お金を貯めなさい」「無駄遣いをやめなさい」と繰り返し教えられてきました。 多分、同世代だったり近い世代であれば共感できるところだと思います。
頭の中に刷り込まれたイメージ:
- 投資は危険だというイメージ
- お金を他のものに変えるのはギャンブルのような危険な行為
- 現金を持っているのが一番安全
これは日本の経済状況の中で育てられた結果であり、 簡単には変えられない事実 なのです。
3. インフレーションとの衝撃的な出会い

🇬🇧 イギリスで初めて体験したこと
2011年、24歳の私はイギリスに渡りました。 そこで初めて「インフレーション」というものを肌で感じることになります。
すべてが値上がりしていく現実
イギリスに住んですぐに気づいたのは、 あらゆる物価が毎年上がる ということでした。
イギリスでの経験:
- バスの運賃が毎年値上がり
- 電車の切符が毎年値上がり
- 食料品が毎年値上がり
- 生活に関わるすべてのものが年々値上がり
給料も毎年ベースラインは上がりますが、それでもインフレーションには追いつけません。
通貨価値の目減りを実感
これはつまり、 イギリスポンドの通貨価値が年々目減りしている ということです。
お金を持っているだけで、毎年毎年損をしていく感覚を、24歳にして初めて味わいました。 もし日本にずっと住んでいたら、この感覚に気づけなかったかもしれません。
価値観が180度変わった瞬間
そこでイギリスに住んで、 インフレーションとはこういうものなのだと実感 しました。
学んだこと:
- お金を持っているのは損だから
- 貯金ではなく何か他のものに投資しなければならない
- 持ち家を買う、株式に投資する、現物にお金を投じる
- こうした行動を取らなければ、どんどん資産が目減りする
この現実に直面して初めて、お金に関する意識が根本から変わったのです。
4. 今、日本で起きていること

📈 インフレが進行している日本
デフレ世代で育った私たちですが、 今の日本では確実にインフレーションが進行 しています。
しかし、長年デフレで育ってきた私たちが、急にこの状況に対応できるでしょうか。 答えは残念ながら「ノー」です。やっぱり急には行動を起こせないのです。
ギリシャとの教育の違い
ギリシャのように何度も危機を経験し、様々な状況を乗り越えてきた国では、 親からの教育も違います。
ギリシャでの教育:
- 「現金を持つな」
- 「何か他のものに変えなさい」
- 「現金はいずれ紙切れになってしまう」
- これらが徹底的に教育されている
だからこそ、すぐに行動できるのです。
行動できない日本人
今の日本の状況は、インフレーションが進行し、経済状況も悪化していると言われているにもかかわらず、 何も動けていない人が多い というのが現実です。
💴 崩れた円の「安全神話」
円安を見てください。
日本円は安定した通貨で、何か危機があると投資家たちは日本円に資産を投じ、 安全資産として見なされているという神話は、すでに崩れています。
金の値上がりが示すもの
金の現物は安全資産として、経済危機があるとお金が集まる傾向にあります。 実際に今、金は大幅に値上がりしています。
それなのに、なぜ日本円にお金が集まっていないのでしょうか。 答えは明白です。 日本円の安全性という神話が崩れているから です。
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5. 「政府が何とかする」という幻想

⌛ 時間だけが過ぎていく
「政府が何とかするだろう」「いつかは良くなる」と考えて、 何もせずに過ごしていたらどうなるでしょうか。
損ばかりして、気づいた頃には資産が大幅に目減りしている という状況に陥ってしまいます。
この危機感が刷り込まれていないから、多くの人が動けないのです。
インフレの恐ろしい現実
例えば、インフレ率が2%だったとします。
10年後の購買力:
- 10年後には20%の購買力が失われる
- あなたの1000万円の貯金は
- 10年後には実質的に800万円程度の価値にしかならない
だからこそ、 今この文章を読んで危機感を持った方は、今すぐ行動を起こしていただきたい のです。
学ぶべきこと
インフレとは何か、資産防衛とは何かをしっかり学んでください。
そして大切な資産を守り、次の世代に残していただきたいと思います。
6. 「リスク」という言葉の本当の意味

✈️ 飛行機と車、どちらが危険か
「株式に投資するなんて危険でしょ? リスクがあるでしょ?」と思う方もいるかもしれません。 しかし、リスクとは何でしょうか。
リスクというのは、行動する・行動しない、何をするにしても必ず存在するもの です。
矛盾した恐怖心
恐怖心は理解できますが、考えてみてください。
飛行機が墜落して死んでしまうリスクがあるから飛行機には乗りたくないという方がいるかもしれません。 しかし、その同じ人が街を歩いたり、車に乗ったりすることはできる。 これは矛盾しています。
実際のリスク:
- 飛行機は世界で最も安全な乗り物
- しかし、自分のイメージだけで「飛行機は危なそうだ」と判断
- 一方で車を運転する
- 実は車の運転で死亡する確率は、飛行機の何百倍も高い
投資も同じ
投資も同じです。
現物に資産を変えることは危険そうだからやりたくない、リスクが高そうだというイメージがあるかもしれません。 しかし、 そのままお金を持っている方が、はるかにリスクが高い のです。
⚠️ 行動しないリスク
行動するリスクももちろんあります。しかし、行動しないリスクも非常に大きいのです。
どちらのリスクが高いのか、真剣に向き合って計算しなければならない時代 になっています。
リスクの本質:
- リスクは避けられない
- 何をするにしても、何をしないにしても
- リスクは必ずついてくる
- 大切なのはリスクを最小限に抑えること
7. リスクとの向き合い方

💼 リスクマネジメントの重要性
大切なのは、 リスクを最小限に抑えること、そしてリスクをマネジメントすること です。
絶対にやってはいけないこと
では、現金をどう運用すべきか。 絶対にやってはいけないのは、全てのお金を一つのものにつぎ込むこと です。
1発ポンと全てのお金をぶち込むのは絶対にやめてください。
分散投資の重要性
賢い投資方法:
- 現物に分散
- 株式に分散
- コモディティに分散
- 様々なものに分散して投資していく
私自身、アンティークコインという商品を扱っている立場ですが、 全てのお金をアンティークコインに投資してくださいとは言いません。
皆様の資産を守っていただきたいので、 株式や現物など様々な投資対象に分散し、その中の少ない割合をアンティークコインなどの投資対象に充てていただければ と思います。
8. 最も危険なのは「意識」
🧠 意識改革の必要性
確かに日本の経済状況は、数字としても危険な状況にあります。 しかし、 最も危険なのは私たち国民の意識 なのです。
意識が変わらなければ行動も変わらない
この意識自体を改善していかなければ、次の行動に移せません。 行動に移せないということは、私たちは危機感に煽られたまま生活しなければならなくなります。
これは日本国民の一人一人に本当に気づいてほしいことです。
🛡️ 自分の資産は自分で守る
あなたの資産を守れるのは、あなた自身以外に誰もいない のです。
政府や他人に頼るのではなく、自分自身の資産は自分で守る。 この意識を持つことが、これからの時代を生き抜く第一歩となるはずです。
まとめ:今こそ意識を変え、行動を起こすとき
ギリシャと日本の違いは、経済指標の数字だけではありません。 危機に対する反応速度、行動力、そして何より国民の意識に決定的な差 があります。
この記事のポイント:
- 意識の差: 日本人は危機に対する反応が遅く、行動に移せない
- デフレ教育の弊害: 「貯金は安全」という刷り込みが行動を阻害
- インフレの現実: お金を持っているだけで毎年損をする時代
- 円の安全神話の崩壊: 日本円はもはや安全資産ではない
- リスクの本質: 行動しないリスクの方が高い場合もある
- 分散投資: 一つのものに全てをつぎ込まない
デフレの時代を生きてきた私たちにとって、インフレ時代への適応は簡単ではありません。 しかし、 今こそ意識を変え、行動を起こすとき です。
今日からできること:
- インフレについて学ぶ
- 資産防衛の方法を研究する
- 分散投資を検討する
- 信頼できる情報源を見つける
- 小さくても良いので行動を始める
知識を身につけ、リスクを理解し、適切に行動する。 それが、私たち一人一人に求められている責任なのです。
政府が何とかしてくれる時代は終わりました。自分の資産は自分で守る時代 です。
この記事が、皆様の意識を変え、行動を起こすきっかけになれば幸いです。
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皆様の資産防衛と、豊かな未来を心より願っております!












