【アンティークコイン投資の鉄則】資金を全部コインに使うのは絶対NG。その理由と正しい分散戦略
目次
初めての方へ:ソブリンハブとは?
初めまして。ソブリンハブの江村です。
ソブリンハブは、イギリスの出品者から直接アンティークコインを購入できる日本語対応のオンラインマーケットプレイスです。
英語の使用は一切不要。ご購入後は私たちがイギリス現地でコインを検品し、責任を持って日本のお客様へお届けいたします。
公式サイトやLINE登録の詳細は、動画の概要欄からぜひご確認ください。
はじめに:コインに全資金を投じるのはNG
本日は「金はアンティークコインにぶち込むな」という、コイン販売者としては一見逆説的なテーマでお話しします。
ですがこれは本心からお伝えしたい大切な内容です。
イギリスのコレクターと日々接していて気づくのは、誰一人として資産の100%をコインに充てていないということ。
皆さん不動産や株式などにも分散し、バランスの取れた投資スタイルを築いています。
アンティークコインのリスクとは?
アンティークコインは確かに優れた現物資産ではありますが、弱点もあります。
- 破損や盗難など、物理的なリスク
- 真贋トラブルや偽物リスク
- 相場変動による価格下落
仮に資産すべてを1枚の高額コイン(例えばウナライオン)に投じていたとしましょう。そのコインが盗まれたり損傷した場合、取り返しがつきません。
ですので、最大でも全資産の50%以内に抑えることを強くおすすめします。
コインの中でもヘッジができる
そしてここが本日のポイントですが、コイン投資の中でも「ヘッジ」が可能です。
つまり、「アンティークコインの中での分散投資」もまた重要なんです。
特定の種類・テーマ・年号・グレードに偏るのではなく、いくつかの投資軸で分散しておくことがリスクヘッジにつながります。
分散するための3タイプのコイン
大きく分けると、以下の3タイプに分散することが理想です。
① 地金型コイン(硬い資産)
現物の金や銀をベースにしたコインで、金価格・銀価格と連動するタイプ。
- 相場に連動して安定
- 偽物リスクが低く、初心者向け
- 価格の透明性があるため安心感がある
② コレクション型(アンティーク)
数十年〜数百年前に発行された本格的アンティークコイン。
- 歴史的価値があり、値動きが安定
- 実績あるプレミア相場が形成されている
- 人気のある銘柄なら将来的な価値上昇も見込める
③ コレクション型(モダン)
近年発行された、限定品・記念品などの美麗なコイン。
- 短期的に人気が高騰することもある
- 価格変動が激しく、上振れリターンが狙える
- 一方で下落リスクもあるため注意が必要
この3タイプをうまく組み合わせることによって、価格変動リスク・真贋リスク・流動性リスクを抑えることができます。
バランスよく組み合わせるのが成功の秘訣
実際にイギリスの成功しているコレクターたちは、この3種のコインをバランスよく持っています。
「同じ様なコインだけを買い続ける」ではなく、「モダン、アンティーク、地金」それぞれに役割を持たせながら構成している印象があります。
ですので、皆様もぜひ以下を参考にしてください。
- 資産全体の最大50%以内に抑える
- その中でも「モダン」「アンティーク」「地金」を分散させる
- 価格・需要・自分の好み、3つのバランスを考える
このような考え方で投資を行えば、リスクを最小限に抑えつつ楽しみながら利益を出すことができるでしょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。これからコイン投資を始める方、すでに実践している方のご参考になれば幸いです。