【比較解説】モダンコインとアンティークコイン、どっちが良い?メリット・選び方を徹底解説!
「アンティークコインって魅力あるけど、やっぱりモダンの方が買いやすい?」
「将来の投資として残すならどっち?」
この記事では、イギリス現地でアンティーク・モダン問わず数多くのコインを扱ってきた江村が、モダンコインとアンティークコインの違い、どちらがどういった方に向いているかを実体験と共にお届けします。
目次
1. そもそも「モダンコイン」「アンティークコイン」とは?
一般的に、製造から100年以上が経過したコインを「アンティークコイン」と呼びます。一方、比較的新しく、主に1950年代以降に発行されたものを「モダンコイン」と呼びます。
たとえば、ヴィクトリア時代のシールドバックソブリンはアンティーク。一方、エリザベス女王のヤングエリザベス・モダン5ポンドなどはモダンに分類されます。
2. モダンコインのメリットと注意点
✅ 発行枚数が明確
✅ 鑑定済みの高グレードを入手しやすい
✅ 比較的安価で始めやすい
モダンコインの最大の魅力は状態の良さ。PF70やMS70といった高グレード品が比較的手頃な価格で入手できます。
注意点としては、価格の上昇が話題性に左右されやすく、短期的に価格が上下しやすいことです。
3. アンティークコインの魅力と特性
✅ 歴史的価値が高い
✅ 供給数が限られており希少性が高い
✅ 長期的に価格が安定しやすい
アンティークコインは、流通量が極めて少なく、現存する数も限られます。特に状態の良いものは年々入手が難しくなり、価格も着実に上昇する傾向があります。
4. 投資として見るならどちらが有利?
短期的な利益を狙うなら、モダンコインの新発行銘柄の中で話題性のあるものを選ぶのが有効です。
一方で、安定した資産形成や次世代に継承するコレクションを目指すなら、アンティークが安心です。
5. モダンとアンティーク、どう分散するのが理想?
資金に余裕があるなら、50%モダン / 50%アンティークが基本。
初心者の方はまずモダンコインからスタートし、興味が深まってきた段階でアンティークを取り入れるのもおすすめです。
たとえば、100万円の予算であれば、50万円でPF70の人気モダンコイン、残りの50万円で状態の良いシールドバックのソブリンなどが理想的です。
6. まとめ:結局どっちを買えばいいの?
結論から言うと、どちらも良い! というのが筆者の意見です。
アンティークには長期の安心感と歴史のロマンがあり、モダンには状態と将来性という魅力があります。
ぜひ両者のバランスをとって、自分のスタイルに合ったコレクションを楽しんでください。
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また次回の記事でもお会いしましょう!